ゴルフを始めたいけど、、、
『何から始めていいのか分からない』、『お金もかかりそう』、となかなか一歩踏み出せずに悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
また、『おじさんのするスポーツ』というイメージもあるかもしれませんが、今や一昔前とは違います!
女子プロ界でもモデルのようなビジュアルで、お洒落なゴルフウェアを着こなす若手女性プロゴルファーの活躍により、とても華やかなイメージに変わってきています。
若い世代や女性の方も、ゴルフを趣味として始める方はとても増えているのです。
もちろん、
この記事では、皆さんが一歩踏み出せるよう、ゴルフを始めるにあたっての手順を詳しく解説していきます。
ゴルフは年齢、性別に関係なく、誰もが楽しめる素晴らしいスポーツですので、今始めようか悩んでいる方は、この記事を読んで是非一歩踏み出してみませんか??
ゴルフ初心者は何から始める?7つの手順を紹介
では、ゴルフを始めるにあたって、まず何から始めればいいのでしょうか?
ゴルフを始めるにあたって、やるべき7つは下記の通りです。
- ルールとマナーを覚えよう
- グローブを購入しよう
- レッスンで正しいフォームを身に付けよう
- 打ちっぱなしで反復練習しよう
- コースデビュー前に必要なアイテムを揃えよう
- コースデビューをしよう!不安な人向け対処法も紹介
- スコア100切りを目指そう
それぞれの詳細について、説明していきます!
①ルールとマナーを覚えよう
ゴルフは『マナーのスポーツ』と言われるとおり、ルールとマナーに重んじているスポーツだと言えます。
堅苦しくなることはありませんが、自分も他のプレーヤーも気持ちよくゴルフができるように、必要最低限のルールとマナーは確認しておいたほうが良いでしょう。
まずは、基本となるルールやマナーを覚えてみましょう。
ゴルフは『より少ない打数でカップにボールを入れるか』を競うスポーツです。
ゴルフコースは1ホールが
- 3打でボールをカップに入れる、パー3(PAR3)
- 4打でボールをカップに入れる、パー4(PAR4)
- 5打でボールをカップに入れる、パー5(PAR5)
この組み合わせで作られた、18ホールで成り立っています。
基本的には、パー3が4ホール、パー4が10ホール、パー5が4ホールの、18ホールでパーの合計が72となってます。
この「18ホール」をプレーすることを1ラウンドといいます。
ゴルフプレー中の基本的なルールについては、
原則としてボールは動かしてはいけない
基本的に、1打目を打った後は、ボールを動かすことは出来ません。他のプレーヤーの邪魔になる場合や、グリーン上のみ、拾い上げることができますが、その際は必ずボールのある場所にマークをしてから拾い上げましょう。マークをせずにボールを触るとペナルティ(1打罰)となるので、覚えておきましょう。
ゴルフクラブは14本まで
コースで使用できるクラブの本数は14本までと決まっています。
15本以上クラブを持ってプレーすると、1ホールにつき2打罰のペナルティとなるので気を付けましょう。
空振りをしても1打に数える
初心者の方なら空振りをすることもあるかもしれません。
その際は、必ず1打としてカウントしましょう。
ボールが見つからない場合はロストボール(紛失球)となる
ボールが見つからない場合は、ロストボール(紛失球)となり、ペナルティとなります。
基本的には、ロストボールの場合、元の場所から1打罰で打ちなおします。
ボールを探せる時間は3分以内
ゴルフには『スロープレイ』という言葉があり、プレーに時間がかかってしまうと他の人の迷惑になる行為とみなされます。その観点から、ボールを見失った時も探せる時間が3分以内と決まっています。
それを超えるとスロープレイとみなされ、ペナルティになりえますので、気を付けましょう。ボールが見つからない場合は、ロストボール(紛失球)となります。
協議でない場合は、ペナルティになることは少ないですが、他のプレーヤーに迷惑をかけず、みんなが気持ちよくプレーできるためのマナーです。スロープレイには注意しましょう!
コースの決められた範囲の外に出るとOBとなる
OBとは、規定外場所にボールが飛んで行ってしまった事により発生するペナルティです。基本的には山や林の中などまともにプレーすることのできないエリアに設定されています。
ゴルフ場のコースマップをみれば、OBエリアと表示されており、実際コース内では白杭が立てられています。
OBのペナルティは、【打った数+1打罰】となりますので覚えておきましょう。
※ゴルフ場の特別ルール(ローカルルール)で、1打目がOBになった場合、プレーイング4(ホール中に設置されたティー)から、4打目としてスタートすることができます。これは、スロープレーを防止し、スムーズにプレーするために作られたルールです。
基本的に覚えておきたいマナーは
服装に気を付ける
現在では、昔に比べて服装の制限も緩やかになっており、堅苦しくなる必要はありません。
ゴルフ場に行くときは、その日プレーするゴルフウェアを着て行ってもほとんどの場合問題ないでしょう。基本となるゴルフウェアであれば、行きも帰りも全く問題ありません。とはいえ、だらしのない服装や、Tシャツにジーンズ、ジャージなど、ラフすぎる服装は好ましくありません。
例えるなら、ホテルの素敵なレストランで食事をする時に着る服といえばイメージしやすいのではないでしょうか?注意したいのは、超名門!といわれるようなコースでは、まだまだドレスコードがかなり厳しいゴルフ場もあるのも事実です。
ですが、そのようなゴルフ場はビジターが簡単に予約出来ないのがほとんどですので、初心者の方がいきなり名門コースに行くことは少ないと思います。
コースが決まったら、同伴競技者に確認したり、ご自分でゴルフ場のドレスコードを確認してみましょう。堅苦しく考えたくないけど、なんだか不安だ!という方は、【とりあえずジャケットを持参する】事をお勧めします。
最近では、ジャケットなしのゴルフウェアで、気軽にいけるゴルフ場は沢山増えてきていますが、ジャケット着用必須のゴルフ場ももちろんあります。毎回確認するのが面倒であれば、とりあえずジャケットだけは持参しておけば安心です。
時間に気を付ける
時間に遅れない!というのは、ゴルフに関係なく社会人としてとても大事な事ですよね。
まず、ゴルフ場には余裕をもってスタート時間の1時間前には到着しましょう。そして、スタートの5分~10分前には、ティーグラウンドに集まりましょう。
スロープレイに気を付ける事も重要です。
初心者の方は特に、素振りをし過ぎたり、スコアを入力するためにホールアウト後にグリーン上で立ち止まったり、スロープレイに繋がりやすいので注意しましょう。
他のプレーヤーを気遣う
他のプレイヤーが打つときは、邪魔になる行動は避けましょう。
具体的には
- 話し声や、大きな物音を立てない
- 打つ人の前後に立たない
- 自分の影が、打つ人の視界やラインに入らないようにする
ゴルフは集中力が欠かせないスポーツなので、集中できる環境を心がけることでお互いが気持ちよくプレーすることが出来ます。
前の組に打ち込まない
飛んできたゴルフボールが直接ボールに当たると、大けがにつながる可能性があります。
そのため、前の組にボールを打ち込むことは絶対にないように注意しましょう。
コースを大事に
プレーヤーみんなが気持ちよくプレーできるようにコースを大事にしましょう。具体的には
- 目土をする
目土とは、フェアウェイ上でショットした際に芝を削った事によりできた穴(ディボット)を埋めるための土です。
芝の保護になり、後続のプレーヤーの為にも目土をしましょう。
- グリーン上を走らない
グリーンは非常に繊細なので、すぐに傷がついてしまいます。
グリーン上を走ってしまうと、スパイクによりグリーンが傷ついてしまいます。グリーンが傷つくと、パッティングのラインにも影響するので気を付けましょう。
- リーン上にクラブやピンを置かない
- ボールマークを直す
などもあるので、プレーしながら同伴者に教えてもらうといいでしょう!
②グローブを購入しよう
最低限のルールとマナーに目を通したら、さっそく練習場に行ってみましょう。
ゴルフ練習場は、レンタルクラブがあるので、クラブを持っていない初心者の方でも気軽に行くことができます。
ただ、グローブは購入しておく事をお勧めします!
初心者の方は特に、初めはマメができやすく、手に怪我をしてしまう可能性があるのでグローブは必須です!
千円程度で購入できますし、まずはグローブを購入してからゴルフ練習場に行きましょう。
そして、ゴルフ上達の為には、クラブの握り方や構え方がとても大事なので、独学で始めてしまうと変な癖がつきやすく、なかなか上達しない原因となってしまうので、初めは経験者に教えてもらったり、やはり一番いいのは、スクールで学ぶ事でしょう。
ゴルフコーチに基本からしっかりと習うことで、自分一人で練習する時でも、課題を持って練習することができ、上達のスピードも早くなります。
③レッスンで正しいフォームを身に付けよう
先ほども軽く説明しましたが、ゴルフ初心者が独学でゴルフを始めるのは本当にお勧めできません。
なぜなら、独学でのデメリットはかなり大きいからです。
それでは、具体的に独学のメリットとデメリットを見てみましょう。
独学でゴルフを練習するメリットはズバリ!レッスン費用がかからない!ことです。当然ですが、ゴルフレッスンに通うにはお金がかかります。
スクールや、レッスンの内容によっても料金は異なりますが、月のスクール費に1万円でも払いたくない!という方は辞めておきましょう。
そして、独学でゴルフを練習する大きなデメリットとして
- 上達するまでに時間がかかる
- 変な癖がつく
- 綺麗なスイングにならない
などがあります。
ゴルフ上級者やトッププロであっても、コーチにスイングをチェックしてもらわないといけないほど、スイングの悪いところを自分で修正するというのはとても難しい事なので、初心者が独学で上達するのは、至難の技だと言えるでしょう。
とくに変な癖がついてしまうと、なかなか矯正できないので、初めに基礎をしっかり学んでおくことは上達の近道です。
せっかくゴルフをはじめるなら、プロのようなカッコいいスイングをしてみたくないですか?
レッスンで正しいスイングを身につけましょう!
④打ちっぱなしで反復練習しよう
レッスンでしっかり正しいフォームを習ったら、ゴルフ練習場で復習しながら反復的に練習しましょう。
レッスンで習ったことをしっかり思い出しながら、何度も繰り返し練習することで、体もフォームを覚えていきます。
逆に、変な癖がついた状態で、反復的に練習してしまうと、どんどん身体も悪いフォームを覚えてしまうので、正しいフォームを身につけた状態で、練習するのがベストでしょう。
⑤コースデビュー前に必要なアイテムを揃えよう
では、コースデビューに向けてグローブ以外の足りない、最低限必要なアイテムを揃えていきましょう。
コースデビューに必要なものは、
- キャディーバッグ
- ゴルフクラブ
- ゴルフシューズ
- ゴルフボール
- ティー
- ゴルフウェア、帽子
以上が揃っていれば、コースデビューはできます!
それぞれ詳しく説明していくと、
1.キャディーバッグ
出典:アマゾン公式
ゴルフクラブを入れるバックです。画像のようなスタンド付きのタイプが比較的軽量に作られており、持ち運びもしやすいので初心者の方にお勧めです。
2.ゴルフクラブ
出典:アマゾン公式
一番遠くにボールを飛ばす、ドライバーをはじめコースでは色々なクラブが必要となってきます。
簡単にクラブを分類すると、
種別 | 使い方・説明 | よく使われる主なクラブ |
ウッド | ボールを遠くに飛ばす 数字が小さいほどよく飛びます。 (1w > 3w > 5w) |
1w(ドライバー) 3w(スプーン) 5w(クリーク) など |
ユーティリティー | ウッドとアイアンのハイブリッド ウッド系とアイアン系の2種類がある |
3~6 |
アイアン | 距離を打ち分けて狙うときに使う | 5~9 |
ウェッジ | 主にグリーン周りなどで使う | PW(ピッチング) AW(アプローチ) SW(サンド) |
パター | グリーン上でボールを転がす | パター |
ラウンドでは通常14本までクラブを持つことができ、その半分の7本前後で構成されたハーフセットが初心者の方にはお勧めです。
ハーフセットとキャディーバックのセットで、お手ごろな価格で販売されている物も沢山あるので、まずはハーフセットから購入し、必要になったときに足らないクラブを追加していくというのもいいかもしれませんね!
3.ゴルフシューズ
ゴルフシューズには、ソフトスパイクとスパイクレスの2種類があります。
→ソフトスパイクのソール
■特徴
プラスチックなど樹脂製のスパイク(鋲)が付いているので、高いグリップ力を発揮し、滑りにくくどんな場面でもスイングに集中しやすい。
出典:https://media.alpen-group.jp/media/detail/golf_220209_03_adidas.html
→スパイクレスのソール
■特徴
ソフトスパイクには劣るが、凹凸になっているので滑りにくい。
スニーカーに近い感覚で履けるよう作られており、長時間履いても足が疲れにくい。
出典:https://www.golf-king.com/midori/12368
スイングのしやすさや、滑りにくさを重視するならソフトスパイク、履き心地やファッション性を重視するならスパイクレスがそれぞれお勧めです。
4.ゴルフボール
初めてコースに行くときは、紛失することも多いゴルフボールは1ダースは持っておきたいところです。
初心者の方には、お手ごろな価格で販売しているロストボールがおすすめです!
※ロストボールとは、ゴルファーが打って紛失したボールをゴルフ場やその回収業者が回収し、洗浄して再び店頭で販売されるもの
5.ティー
出典:https://publicdomainq.net/golf-sports-0028580/
ティーは、基本的にティーグラウンドからドライバーを使って1打目を打つときに使います。
ドライバー用のロングティー、ドライバー以外で使うミドルティー、さらに短いショートティーがあります。
ティーは折れやすい物もあるので、初めのうちは10本程度は持っておきたいですね。
6.ゴルフウェア、帽子やサンバイザー
近年、ゴルフウェアはとてもお洒落なものが増えてきました。トップスは男女とも襟付きの物であればOKです。ボトムスは、男性の場合ジーパンでなければ問題ありません。
最近ではハーフパンツでOKなゴルフ場も多く、気軽なファッションでゴルフを楽しめます。
女性の場合も、ジーパンでなければOKなので、ロングパンツやハーフパンツはもちろん、スカートやワンピースでお洒落を楽しみながらプレーする事ができます。
ただ、名門と呼ばれるゴルフ場ではドレスコードが厳しい事があり、ハーフパンツNGだったりすることもあるので注意しましょう。
帽子やサンバイザーの着用のルールや義務はありません。
ただ、紫外線をさけ熱中症の予防になったり、怪我の防止になったりと、メリットが多い事もありほとんどのプレーヤーが帽子を着用します。
義務ではありませんが、初心者の方は帽子やサンバイザーは必ず持っていくことを強くお勧めします。
⑥コースデビューをしよう!不安な人向け対処法も紹介
必要な物が揃ったら、いよいよコースデビューです。
とはいえ、初めてのラウンドは、『迷惑をかけてしまうのではないか?』など、不安な気持ちになる方も多いのではないでしょうか?
コースデビュー出来る目安と、不安な方への対処法をご紹介します。
コースデビューの目安
もちろん個人差もありますが、週1回の練習を3か月程度続けてから、コースデビューする方が多いです。
チェックしたいポイントは、空振りをしなくなるというのが1つの大きなポイントです。
コースは練習場のように平らな場所はほとんどありません。平らな練習場のマットで空振りを連発しているうちは、コースに行ってもボールに当たりません。
次に、ある程度まっすぐに飛ばせるというのがもう1つのポイントです。あまりにも大きく右や左に曲がりすぎると、OBばかりになり、ゴルフになりません。
飛距離を気にする方がいるかもしれませんが、初心者の方は基本的に飛距離より方向性です!
まずは、空振りをしない事と飛ばなくてもいいので、ある程度まっすぐ飛ばすことができるのか?この2つを目安にしてみましょう。
不安な方の対処法
- ショートコースからデビューしてみる
ショートコースは、距離が短くパー3のみで作られた、通常の半分の9ホールで作られている事がほとんどです。
いきなりコースデビューするのが不安な方は、コースの雰囲気も味わえるのでお勧めです。
- 経験者と一緒に行ってもらう
初心者だけでコースに行くのはあまりお勧めできません。
初心者だけだと、スロープレーになりやすく、マナーやルールの面でも分らない事が沢山あって困ることが多いです。
経験者(出来るだけ上級者)の方と一緒に行ってもらいましょう。
ラウンドでの一連の流れや、トラブル時の対処法など教えてもらいながらプレーしましょう。
- ラウンドレッスンでコースデビューする
どうしても不安で仕方ない!という方は、ラウンドレッスンもお勧めです。
コーチと一緒なら初めてのコースでも怖いものはありません。
ルールやマナーのアドバイスはもちろん、コースでどんなミスが出るのかを実際に見てもらいながら、ピンポイントで教えてもらう事が出来るので、スコアアップにも繋がります。
⑦スコア100切りを目指そう
コースデビューも果たし、練習とラウンドを繰り返し上達していくと、まずは100切りが大きな目標となります。
ゴルフを楽しむにあたり、目標を作って練習し、ラウンドに行って挑戦する。
そして目標を達成したときは、とても嬉しいものです。ここでは、目標を達成するために必要な練習を紹介します。
少しでもいいので出来るだけ毎日パターを練習する
パターマットがない方も、カーペットなどの上でも構いません。3球だけでもいいので、とにかく毎日パターを打ちましょう。
パターの上達は、スコアアップの一番の近道と言えるでしょう。
ポイントは、頭を動かさないこと!です。
アマチュアの方はゴルフ上級者であっても、カップインしたいという気持ちが強くなるほど、ボールを追ってしまい、頭が動き過ぎてしまう傾向にあります。
頭が動き過ぎることによって、体の軸もずれてしまい、スクエアにインパクトが出来ず、まっすぐにボールを転がすことが出来なくなります。
アプローチの練習の割合を増やす
100切りを目標としている方はパターと同様アプローチの精度を上げることもとても重要になってきます。
練習場ではドライバーばかり打っていませんか?
アプローチ練習の割合を増やし、練習場では30ヤード、20ヤード、10ヤードを打ち分けられるようになりましょう。
目安としては、練習の半分以上はアプローチにしてみましょう。
ハーフスイングをマスターしよう!
ハーフスイングは、時計でいう3時から9時くらいのコンパクトなスイングです。
練習していないと意外と難しいですが、ハーフスイングをマスターすると、インパクト前後のインパクトゾーンが安定し、ショットの精度が上がります。
また、コンパクトな動きでしっかりとインパクト出来るハーフショットは、林の中に入った時などのトラブルにも対応しやすく、スコアアップに繋がります。
素振りをする
毎日練習場に行って練習するのが理想ではありますが、金銭的にも時間的にもなかなか難しいですよね。
自宅の庭やリビングなどで、スペースがあるなら毎日グリップを確認して軽く素振りをしましょう。
クラブを握った回数、振った回数が多ければそれだけスイングのブレが少なくなります。
ゴルフ初心者は何から練習したら良い?早く上達する5つの方法を紹介
ゴルフ初心者は、まず何から練習したら良いのでしょうか?
ここでは、ゴルフ初心者が早く上達するための5つの方法を紹介します。
①正しいグリップ・構え方を覚えよう
出典:https://sports.dunlop.co.jp/golfschool/updates/detail/20200805153959.html
グリップの握り方にはいくつか種類があります。
手の大きさや形は人それぞれなので、自分が違和感なくリラックスして握れるグリップをお勧めします。
出典:https://golf-score-up.com/correctswing-4/
一番オーソドックスと言われているグリップが、オーバーラッピングです。
右手の力が抜きやすいという利点があります。
右利きのプレーヤーにとって右手は邪魔をしやすくもあり、小指を左手にかけることで右手の力が根けやすくなります。
一体感を重視するなら、インターロッキングです。
右手の小指と左手の人差し指が絡むことによって一体感がうまれます。
テンフィンガーは、女性や力のない方にお勧めです。
【正しい構え方】
基本的なアドレス(構え方)の作り方
- 足の幅を肩幅より少し広めにして立つ
- 背筋を伸ばす
- 股関節から前傾姿勢を作る
- 軽く膝を曲げる
- 重心は母指球にかかるようにする
正しいグリップと構え方について、簡単に説明しましたが、グリップと構え方はゴルフの上達を考えると最重要といっても過言ではないほど、大切な部分です。
スイングは修正できても、初めに覚えたグリップや構え方に慣れてしまうと、後から修正するのは至難のわざです。
今からゴルフを始めようと考えてる方は、グリップと構え方だけでもレッスンを受けることを強くお勧めします!
②スイングの流れを知ろう
正しい握り方と構え方が出来たら、いよいよスイングです。
スイングは、テークバック→バックスイング→トップ→ダウンスイング→インパクト→フォロー→フィニッシュという流れで作られています。
とは言っても、いきなりフルスイングをしても、なかなかボールに上手く当たりません。
そこで、腰から腰までのビジネスゾーンの動きをまずはしっかり練習し、スイングの土台となるところを安定させましょう。
ビジネスゾーンを安定させることにより、しっかりとインパクト出来るようになり、ミスが減り、飛距離もアップします。
③アイアンを練習しよう
ゴルフを始めると、ドライバーばかり練習する方も多いですが、まずはアイアンをしっかり練習することをお勧めします。
ドライバーがいい当たりをしてボールが飛んでいくのはとても気持ちが良さそうですよね。
ですが、クラブは長くなると難易度も上がるため、初めから一番長いドライバーを打つのはとても難しいです。
また、コースに行くと圧倒的にアイアンのほうが使用回数が多い為、まずは、アイアンでしっかりインパクト出来るように練習することが、上達に繋がりやすいと言えます。
④打ちたい方向に飛ばせるようにしよう
アイアンでしっかりとインパクトが出来るようになれば、次は打ちたい方向に飛ばせるように意識して練習しましょう。
ゴルフは、いかにミスを少なくできるかというのがスコアアップのポイントになるので、打ちたい方向に飛ばす練習は重要です。
練習場で、右、左、中央にあるグリーンや、ヤード表示の看板などに目標を決めてそこに飛ばす練習をしてみましょう。
⑤早く正確に上達したいならレッスンがおすすめ
早く正確に上達したいなら、やはりレッスンに行くことをお勧めします。
やはり、ゴルフは基本がとても大事なので初めから基礎を正確に教えてもらうことによって、自分一人で練習するときでも課題をもって、正しいスイングをチェックしながら練習することが出来ます。
正しい知識もなく、ただやみくもに打ってしまうと、知らない間に変な癖がついてしまいます。
一度ついてしまった癖は、なかなか修正しにくいので、初めのうちにレッスンでスイングをチェックしてもらいながら、正しいスイングを学ぶことが上達への一番の近道と言えるでしょう。
最近では、インドアスクールが増えており、駅近で仕事帰りに気軽に通いやすかったり、レンタルクラブも充実していたり、シュミレーターを使い自分のスイングを見ながらレッスンをうけられたりと、とてもお勧めです。
ゴルフ初心者が打ちっぱなしに行くときの3つのポイント
初めて打ちっぱなしに行く人は服装や持ち物、練習方法が気になるようです。
そこで、ゴルフ初心者が打ちっぱなしに行くときの3つのポイントを紹介します。
①服装や持ち物は?ゴルフクラブは買うべき?
初めて練習場に行くときは、服装に迷う方も多いのではないでしょうか?
練習場に行くときは、ズバリ!そんなに細かいことを気にする必要はありません!
ゴルフ練習場では、運動しやすい服装であれば問題ありません。靴も初めのうちは、ゴルフシューズがなくてもスニーカーで大丈夫です。
ゴルフクラブも1本500円程度でレンタルできるところがほとんどなので、持っていなくても心配いりません。
初めにも言いましたが、グローブだけは用意したほうが良いでしょう。
グローブも1,000円程度で売ってますので、まずはグローブだけは購入してから練習場に行ってみましょう。
②独学は非推奨!レッスンを受けてからがベスト
いきなり一人で何もわからないまま独学で練習してしまうと、絶対に変な癖がついてしまいます。
練習場に行くのは、レッスンを受けて、基礎の知識をつけてからにしましょう。
せっかく練習するのに、正しい知識がないとなかなか上達しないので、レッスンを受けてから練習場に行くのがベストでしょう。
③打ちっぱなしでの練習方法は?
レッスンで正しいスイングを教えてもらったら、さらにスコアアップする為に練習場での練習方法も工夫してみましょう。
①コースを想定して1球づつ、番手を変えて打つ。
コースに行くと、練習場のように同じ番手で何球も連続して打ちません。
コースで打つのを想定して、ドライバー→5w(クリーク)→8アイアン→SW(サンド)のように、1球ずつ番手を変えながら練習してみましょう。
②目標を決め、狙って打つ
コースに行くと、どんな時でも目標を決めて狙って打ちます。
打ちたい方向に球を飛ばすには、単純に打ちたい方向にアドレスする(構える)事が重要なのですが、この単純なことが非常に難しいのです。
自分ではグリーンに向かって構えてるつもりでも、本当は右の林に向かって構えている、、、なんてことはよくあります。
練習場ではマット通りにばかり打ってしまいがちですが、練習場の時から目標を決め狙って打つことによってアドレス(構え方)の練習にもなるので、しっかり目標を決めて練習しましょう。
初心者がゴルフクラブを買うタイミングは?おすすめメーカーを紹介
続いて、初心者の方がクラブを買うタイミングはいつがいいのでしょうか?
また、どのクラブがいいか分からない方におすすめのメーカーもご紹介します。
ゴルフクラブを買うタイミング
初心者の方がゴルフクラブを買うタイミングですが、いつがいいのでしょうか?
ゴルフクラブは高価な物ですし、何も分からない状態でいきなり購入するのはお勧めできません。
せっかく高価なクラブを買ったのに全然使えなかったりすることもあるので、スクールに通いだし、ラウンドを回るようになってから自分に合ったものを購入するのがベストでしょう。
スクールで自分のスイングを良くわかってくれているコーチに相談するのがお勧めです。
スクールに行ってない場合は、練習上でしっかり練習し、スイングが安定してから購入しましょう。
初心者おすすめのメーカー一覧
では、初心者におすすめのメーカーをご紹介します。
キャロウェイ
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なかでも特に初心者の方におすすめなのが、WARBIRDセットです。
スタンダードな内容ながら、1本1本に妥協がないハイスペックなセットとなっており、ドライバーは初めてでもヒットしやすいように、通常よりやや短く設計されています。
すぐにでもコースに持っていける充実さで選びたい人におすすめです。
ワールド イーグル
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井戸木プロが監修した納得のクラブとパターに加え、チッパー・バッグ・ヘッドカバーがついたセットです。
お値段もリーズナブルなのにクオリティーの高いクラブセットなので、本格的に始めたい初心者さん必見です。
アフェクト
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日本人向けに重量設計された9本セットです。
ドライバーのヘッド体積は460ccあるので、安心感と打点のブレをカバーし安定した飛距離を目指せるので初心者の方におすすめです。
リーズナブルな価格ながら、ヘッドカバーやキャディバックが付属されているところも、嬉しいですね。
ダンロップ(ゼクシオ)
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初心者の方におすすめなのは、ダンロップの中でも大人気のシリーズ、ゼクシオです。
いろいろなゴルファーにとっての「打ちやすい!」が実現できているので、「迷ったらゼクシオ」というくらいおすすめなブランドです。
ただ、他のおすすめクラブよりも高価なため中古という選択肢を考えても良いと思います。
初心者がゴルフを始める手順まとめ!レッスンで効率よく上達しよう
ゴルフ初心者は何から始めればいいのか、7つの手順を紹介してきましたがいかがでしたか?
迷っている方はまず、友人など周りにゴルフをしている人がいないか探してみてください!
もし見つかったらゴルフを始めたいと相談してみましょう。
きっと、喜んで一緒に練習場に行ってくれると思います。
もし、周りにゴルフをする人がいない場合でも、ゴルフスクールに通うことでゴルフ仲間ができるでしょう。
どちらにせよ、早く上達するためにはレッスンで効率よくスイングを学ぶ事を強くおすすめします。
ゴルフはグローブ1つあれば、誰でも始めることができ、年齢や性別関係なく楽しめるスポーツなので、迷っている方はぜひ一歩踏み出してみてください!